赤穂ブログ
去年より浅野家の菩提寺の花岳寺さんのたもとで、古民家を改修しております。
この施設を宿泊施設に転用すべく工事を進めています。
大正期と明治期に建った建物は、坪庭や離れのある中々雰囲気の良い建物でした。
元々は呉服屋さんであった建物を宿泊施設に改修する作業は、想像以上に大変で、柱や野地板、垂木や庇など一つ一つ手作業で入れ替えを行いながら現在に至っています。
約一年かけた改修工事で外壁部分と二階部分がほぼ完成し、これから一階部分の内装にかかっていきます。
建築された当時の一番いい雰囲気に戻していくのが今回の改装のポイントで、宮大工さんが一つ一つこだわった意匠を作り上げてくれています。
祥吉の姉妹館にするべく春以降のオープンを目指して現在も改装中です。
5室だけの小さな宿。
これから旅館の域にとらわれない新しい泊まり方を提案するつもりです。
ご期待くださいね。