赤穂ブログ
「今年は料理に新しい風を吹き込もう!」
と、祥吉の今年の目標の一つにすると言ったのは、先日の事。
そして、早速調理場からいくつか提案料理が出来上がってきました。
どれも力作ぞろいの一品が出来上がっていましたが、その中の一つをこの度新メニューとして採用しています。
「鯛月見めし」
季節限定の祥吉オリジナルメニューです。
会席料理の最後の〆の一品として選んで頂けるようにしました。
熱いご飯に針海苔を敷き詰めて、薄造りの様に薄く切った鯛の身を乗せます。この鯛は、漬けの様に醤油に漬け、胡麻を全体にまぶしておきます。
そして、青味のカイワレと紫蘇の葉を適量。
最後にうずらの黄身を真ん中に落として皆様の食卓へ。
黄身をちょっとくづして、鯛の身でご飯を包むようにして口へ運んで下さい。
味が付いた脂の乗った鯛が、海苔の風味、胡麻の香りに一層引き立てられて美味。黄身が全体の味をまろやかにして、祥吉の〆の一品としてふさわしい味になっています。
今までの鯛のご飯味とはちょっと違うはずです。
通常の会席料理の〆のご飯に選んで頂ける一品として来月までの季節限定でご支度致します。
鯛が一年で最もおしい時期だけご準備する調理場の力作。
お越しの際には是非お試しください。