赤穂ブログ
牡蠣のすき焼 祥吉風
- 2013/02/24(日) 祥吉で楽しむ赤穂の牡蠣
赤穂の牡蠣を祥吉でしか味わう事の出来ない逸品にするには・・・?
この答えに以前から挑んで来た私たちが辿り着いたのは「牡蠣のすき焼」
これだけは祥吉にお越し頂かねば召し上がることは出来ません。
このすき焼には、祥吉のいくつものこだわりがあります。
まず目の前で調理するお鍋は鉄鍋ではなく土鍋。
もちろんこのためだけに作った特注品。
通常の土鍋だと高温で調理すため、貫入から裂けるように割れてしまいます。
そのために特殊な土を配合して、高温に耐えれる造りとし、さらに引っ付きを少なくするために表面がつるつるに仕上がる釉薬を塗ってあります。
土鍋を使って仕上げるからこそ、火がやんわり素材に伝わり旨味が増します。そして牡蠣本来のふっくらとした食感を損なう事がありません。
次には、その素材にこだわります。
牡蠣は地元の坂越産。丸々とした物限定で使います。
葱も日本三大葱の一つ朝来産の岩津葱を使用します。
最初にこの葱を熱した油で煎り付け、香りを出します。
その後に牡蠣を入れ、焼目を付け、秘伝の割り下を回しいれます。
この時に立ち上る香りは、普通のすき焼とは違う香り。
正に海の旨味がすき焼の味として渾然一体となる瞬間です。
待つこと数分、火が通ったところで具材を引き上げ付けていただくのは、生玉子ではなく温泉玉子。
具材に玉子の味が、よりまとわりつくのが良しとするところ。
正に祥吉の冬の代表の味となります。
毎年の事ながら皆様より絶賛の声を頂戴する逸品。
是非皆様のご予約お待ちしています。
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