赤穂ブログ
不思議なんです
- 2011/11/13(日) 祥吉のこだわりの家具や置物たち
いつも祥吉に楽しい器を作って頂く窯元の方が、今回も何とも不思議な行灯を作りました。
この作家さん、私が最も信頼して、尊敬する方。
その発想や着眼点は、私の想像のいつもはるか上を行ってしまうとんでもない方。
最近作り出したと言う特殊な土があると教えてもらったのは半年ほど前の事。
どんな土かと言うと光を通す土。
ちょっと想像できませんが、見事に形になって出来上がって来たのが行灯。
電気を付けないと、左の画像のように素焼きの真っ白の状態。
ちょっとストライプの線が入っているのは薬を塗って絵付けをしているから。
そして、電気を付けるとこんな感じ。
どうですか?光を通してるでしょ。
土の厚みによって漏れる光の色が違うんです。
元の電球の色は、実は蛍光灯のの白色。焼き物で光を通すとは一体どんな土?
さらに光を通しても水は通しません。
実は、もうすでに祥吉の器にもこの土を使っていて、これが結構面白い。
これからもこんな感覚の作品をいくつかの場所や器に採用します。
見つけて頂くと楽しい瞬間になる筈です。
その時にはじっくり触ってご覧頂くと嬉しいです。