赤穂ブログ
今日は、朝から東京へ出張です。
日本旅行の旅連の会議が新橋で開催されました。
東日本の地震から初めて訪れた東京はいつもの雰囲気とちょっと違います。
新幹線から降りてすぐ気付くのは、駅の標識に電気が灯っていない事。
改札周りのお土産物屋さんも駅弁を販売しているお店もその看板の電気を付けていません。
そして、街中を歩くと、コンビニも飲食店もその看板を消して営業しています。
いつもと違うちょっと重苦しい雰囲気が東京にはありました。
そして、全国から集まった旅館の仲間からの近況報告では、全く再開の目途が立たない東北の旅館の皆さんのリアルな話。
震災の被害を殆んど受けていない秋田や山形の旅館の皆様も全く集客が出来ない現状があるようです。
私達がどうする事も出来ない現状を歯がゆく感じています。
福島のある旅館さんがこう言っていました
「日本の文化である旅館が、文明の利器である原発に負けてはならない」
私も同感ですし一日も早い復興を願った一日でした。