赤穂ブログ
とある方から「赤穂の隣町上郡で酒米を作っているんです。それを使ったお酒を地元の酒蔵「奥藤酒造」さんでお酒にするっていうの面白くないですか？」
と聞かれたのは去年の事。
「是非うちに話を繋いで下さい！」
とすぐに返事をしていました。
それから今年にに入って、やっとお酒が出来上がりましたと試飲を兼ねて伺ったのが、２月の寒い日の事でした。
そこでお話を頂いたのは、赤穂での唯一の酒蔵である奥藤酒造の社長様。
米の香りが蔵全体に立ちこめる酒蔵の中で、お酒の製造工程や、日本酒に対しての考え方等を情熱を込めて教えて頂きました。
上郡で育てられた酒米は、夢錦というブランド米で、それを奥藤さんがすべて引き受けられて、純米酒として仕込まれました。
そして、このお酒を祥吉で使ってみてはどうかとのお話。
そして瓶のデザインも名前も好きにしても良いとの事。
こんな面白い話乗らない訳にはいきません！
早速こだわりの瓶を探しに大阪へ出向いたのは２月の末の事でした。
たまたま私の級友が営んでいる瓶の販売会社を訪ねると、これまたかなりこだわった瓶の数々を見つける事が出来ました。
「これは面白いものが出来そう…」
そう思いながら、早速いくつかのサンプルを取り寄せました。
女性スタッフの意見を聞きながら、持って帰っても使える瓶で、見た目が綺麗で、何よりどこにもないお酒を作ろうと着々と準備は進みました。
そして、本日晴れて入荷したのが画像のお酒です。
限定純米酒「祥吉」という名前で販売致します。
綺麗な形の瓶に入っているのは、地元の様々な生産者の方が携わって出来た特別なお酒です。
祥吉でのみ販売する限定酒。やや辛口で、さらりとした飲み口はきっと和食と合う筈です。
一本が９４５円となります。
お気に召しましたら瓶の持ち帰りはＯＫです。（そうされるお客様が多い方が嬉しい！）
是非皆様のご用命お待ちしております。
