赤穂ブログ
去年に突然米を持って来館された男性がおられました。
地元で減農薬や無農薬にこだわって、米作りをされておられる方で、赤穂で最も適した品種を探し求めて毎年栽培されておられるとの事。
中々ガッツがあって話の内容も共鳴できる所がありました。
自分の中でお客様へご提供していく時のシナリオを頭の中で連想しながら、どうしたらこの食材が生きるのかと考えていました。
「まずは出し方に工夫をしないと・・・」と、祥吉の楽しい器を作って頂いている窯へ相談に行きました。
「一つ一つ土鍋の羽釜で炊くのが一番美味しい。さらに出来立てを食べると尚美味しい。それが良いお米ならもっと美味しい!」
とは作家さんの弁。
でも、ガス釜で一つ一つ炊くには手間が掛かって限界があります。
基本的に固形燃料で炊き上げねばなりません。
そこは私が信頼する作家さんが見事に解決してくれました。
固形燃料でツヤがあって粘り気のあるご飯が出来る土鍋を試行錯誤の末作り上げてくれました。
この釜で美味しいごはんを目の前で炊く事が出来そうです。
まずは、組数限定で皆様にご提供しようと思っています。
前川農産の前川さん、美味しいお米の提供有難うございました。
こだわりのお米はきっとお客様を笑顔にしてくれるはずだと思います。
これからもヨロシク!