赤穂ブログ
今日は、一日梅雨空。
時折激しく降る雨音が、瀬戸内の水面から聞こえます。
こんな時期があるからこそ草木は暑い夏に備えて精一杯水分を蓄える事でしょう。
そろそろ瀬戸内から揚がる食材も夏の食材が出回る季節になりました。
夏と言えば、長い魚が主役です。
祥吉では、穴子そして鱧でしょうか。
まず、この二つの食材を両方楽しめるのが蛸・穴子・鱧会席プラン。
それぞれの食材をさまざまな調理法でご提供いたします。
そして、来月からは定番の浜会席プランが鱧鍋へと変更になります。
職人技の骨切を施した身を秘伝の出汁に数秒くぐらせると、花が咲く様に白く色付きます。
噛めば噛むほど口に広がる旨味はこの魚の特徴ではないでしょうか。
両者に合わせるのは、キーンと冷やしたワインやスプマンテ。
夏の祥吉の一夜をお楽しみください。