加古川のかつめし | 赤穂ブログ | 赤穂温泉 | 貸切風呂と露天風呂が人気の温泉旅館　祥吉

以前から食べたかったメニューの一つ「かつめし」。
加古川のＢ級グルメとしてテレビや雑誌に度々取り上げられているのを見て気になっていました。
赤穂のコンビニや食べ物屋さんでもかつめしを販売していて、食べた事があるのですが、その微妙な味に納得がいかず、
「是非地元のかつめしを食べてみたいっ！」
と思っていたのでした。

加古川出身の客室係のスタッフに聞いてみると、
「かつめしは昔から家で作って食べてましたよ！」との事。
同じ播磨地区で違う食文化がある事にちょっと興味を持ってしまいました。
その彼女から加古川のかつめしマップを貰って、有名店を教えてもらい、先日出張の帰りを利用して加古川へ立ち寄りました。

向かったのは「ロッキー」と言うお店。
一見、どこにでもある喫茶店のようで、大きな駐車場にはたくさんの車が止まっています。
店内の雰囲気もごく普通の喫茶店です。でも、他と違うのはそこにいるほとんどのお客さんがかつめしを食べている事でしょうか。
私も迷う事無くかつめしを注文し、待つこと数分でたっぷりのデミグラスソースの掛ったかつめしが運ばれてきました。
お箸で食べるのが正しい食べ方らしく、その為上に乗ったかつも小さめにカットされています。
軟らかめご飯、甘めのソースとかつとの相性も良い感じです。ソースはデミグラスソースと言うよりはハヤシライスの味に近い様な気がします。ご飯と一緒に食べるのでそのほうが良いのでしょうね。
添え物として乗っているカレー風味の茹でキャベツと一緒に食べると味が中和されてこれが美味しい！
店内はたくさんの人で賑わっていて、そのほとんどの人がかつめしを食べている光景を見て、
「ここ喫茶店やったよなあ・・・」と思わずメニューを確認してしまう程です。
他地区にほとんど存在しないメニューが、加古川で人気の郷土食の様になっている事にかつめしの不思議な魅力を感じてしまいます。
「次回はもう一軒試してみよう！」
かつめしマップを再度広げて物色中なのです・・・