赤穂ブログ
ザク、ザク、ザク・・・
調理場からこの音が聞こえると夏が近づいてきたなあ・・・と感じます。
この音は鱧を骨切りしている音。小骨の多い鱧はそのままでは食べる事が出来ません。熟練した職人技で、小気味良い音と共に数ミリ単位に身を切っていきます。
鱧は関西では夏の食材として珍重されてきました。その生命力の強さから滋養に優れこの季節にぴったりの食材と言えるでしょう。
鱧の食し方の代表といえば鱧の落しです。
骨切りした鱧の身を数秒湯にくぐらせると、花が咲いたように綺麗に開きます。少し梅肉を付けて食べるのが美味です。
祥吉では別注料理としてご準備いたします。
一人前1,600円。
お越しの際には是非ご用命下さい。