赤穂ブログ
全国ほとんどの旅館は一泊二食の料金で販売している。
つまり一泊すると夕食と朝食がセットで付いている。祥吉でも開業以来ずっとこの販売料金を続けている。
去年東京に何度か出張に出掛けた。勉強にと思って有名ホテルに何度か止まった。、そこでの宿泊単価はルームチャージで、3万5千円から6万円位。
一部屋の料金なので、二名利用だとこの半額が一人の部屋代となる。
又ホテル内で、夕食と朝食を取ると合計で1万円位~2万円位掛かってしまう。部屋代と合計すると4万5千円~8万円位。
2名の利用だと2万7千円~4万円位。
果たしてこれが高いか安いかは別として、私たち旅館には大いに参考になる料金設定だと感じる。
旅館は一泊二食で販売はしているが、経理上必ず食事代と部屋代に分けて計上している。だから、どこの旅館に泊まっても大体ではあるがいくらが料理代でいくらが部屋代に回っているかが想像できる。だから旅館でもホテルのような料金表示が出来ると思っている。
ただそこには色々なしがらみがあって、中々どの旅館も大きく宿泊料金を変えようとはしない。旅行業者との交渉や団体対応の料金設定を考えるとホテルのような料金明示は適切ではない。でもそろそろそんな時代は終わりに近づいているのではないだろうかと感じている
今年はもっと明確に料金を明示するプランを作ってみようと考えている。
もう少し検討が必要だが、もっと皆様に分かりやすく宿泊料金を明示できるようにしたい。