赤穂ブログ
瀬戸内の春の味覚と言えば鯛やメバル等がありますが、代表格はなんと言ってもいかなごでしょう。
大きくなるとフルセと言うのですが、大きくなる前の少し小さいものをいかなごと呼んでいます。これをお醤油で甘辛く炊き上げるのが明石から西側の地域で盛んに行われています。
これがいかなごの釘煮と呼ばれるもので、炊き上がった感じが釘に似ていることでそう呼ばれているのでしょう。
各家庭によって炊き方は様々で、水あめを多く入れて硬めに炊き上げたり、生姜や山椒はたまた柚子などを入れて香り付けをしたりそれぞれ個性があります。
祥吉でも調理場でも今の季節はいかなごの釘煮を仕込んでおります。ご夕食時にお出ししております。
また、今年も祥吉館内のショップで販売しております。お口に合いましたら是非お買い求め下さい。
(一パック200グラム入り 735円)