赤穂ブログ
祥吉は本日休館日を頂戴しております。毎年このゴールデンウィーク明けにに休館日を作っています。
休館日とは旅館を休んでしまう事。即ち予約を以前から受け付けない日となるのです。一般的に休みがあるのは普通の事だと思いますが旅館業で休館日を作るのは結構勇気がいる事なのです。
先代の社長である私の祖父の自慢は夢乃井を開業してから約30年間一度も営業を止めたことがないと言う事でした。旅館の増改築工事をしながらも営業を続けていました。
予約の電話がかかって来た時に部屋が空いていればとにかく部屋を埋めていく事を徹底していました。
「食べれるときには腹いっぱい食べるんや!」これが先代社長の口癖でした。
だから前もって休館日を作っていたとしてもその日に問い合わせがあれば断らずに部屋を埋めていたに違いありません。
ですから当時の夢乃井のスタッフは、いつでも臨戦体制でお客様の受け入れをしていた事になります。
それから時代は流れて今は夢乃井でも休館日を作るようになりました。
私は、繁忙期を乗り切ったスタッフにも体をリセットする日が必要だと思っています。
明日からまた祥吉も営業再開です。新たな気持ちでがんばります!