赤穂ブログ
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社長曰く「旅館の建物にはお客様に分かる様な目立つ看板が絶対必要や!」 と以前に言われた事がありました。 当時は建物に看板は出したくなかったのですが、社長の指示ですから 仕方がありません。社長が手配されたキンキネオンと言う看板屋さんが 来てくれたのは2年半ぐらい前のことでした。 キンキネオンの社長の柏木さんもどうもイメージがわかなくて 色々試行錯誤が続きました。そこで私は、「看板なんやからとにかく 目立つものを作ってみよう」と提案し、それでいて他にない看板、 昼と夜で表情が変わる看板を作ってみてはどうかといくつかの旅館さんの サンプルを用いながら提案しました。 そこから製作に費やしたのは約半年。その写真が左の写真です。 表面をすべて焼き板で仕上げています。さらにその木が反らない様に クサビが何箇所も打ち込まれています。 又、木を支えている骨組みの裏には、白のネオン管を仕込んでおり夜には 狙い通りに違った雰囲気を出しています。 以前は看板は要らないと言っていた私ですが、付いた看板を見て なかなかの出来栄えに満足しています。 皆様がご来館の際に最初に目に付く祥吉(祥吉)の文字はこんな話から生まれた看板なんです。 |