赤穂ブログ
宮崎椅子「ROKU」
- 2011/04/24(日) 祥吉のこだわりの家具や置物たち
丸忠家具さんと話をしていると、よく話題に上る家具メーカーの宮崎椅子。
その代表椅子は「PePe」
売れに売れていて納品は数ヶ月待ち。
私が憧れるとある旅館のラウンジにも堂々と1脚置かれていました。
フレームの構造が独特で、どの場所を触っても気持ちが良くて、座面を含めたフォルムは一度見ると気になってしまう椅子です。
そして、私が始めて、「この椅子欲しいっ!」
と思って祥吉に買った椅子が宮崎椅子の「OTTO」でした。
そのときは、宮崎椅子の存在を知りませんでしたが、私が良いなあと思った椅子の多くは、宮崎椅子だとその時々で丸忠家具さんに教えてもらう事となりました。
その後もたくさんの良い椅子を世に送り出していると感じています。
そして去年、私の目に留まったのは、そのうちの一つ「ROKU」という椅子。
「宮崎椅子でしか実現出来なかったのでは・・・」
と思うほどフレームが限りなく削ぎ落とされているデザインに一目惚れをしたのでした。
何度も発売が延期された代物で、これだけ簡潔なデザインで存在感を出すのはさぞかし難しかったと思います。
そして、これに強度を与える事は普通に考えても大変な事。
「これぞ日本の手仕事、そしてこの技術力!」
と座る度に感じているのです。
元々、あるお部屋に入れようと思っていたのですが、そうすると目に付く機会が少ないと思ったので、暫くはロビーラウンジに置いておきます。
横から見ると数字の6に見える事から付いた名前「ROKU」
お越しの際にはちょっと試してもらえると嬉しいです。