赤穂ブログ
最近私が愛読しているメルマガからこんな見出しのメールが届いた。
「アマンが日本にやって来る」
アマンとは言わずと知れたアマンリゾーツの事。アマンは、アジアを中心として世界各地に高級リゾートホテルを展開している。現在のアジアンリゾートブームの火付け役とも言える。また最近の旅館のリニューアルや改築時のデザインに取り入れられているアジアンテイストはきっとアマンはじめとする流行のアジアンホテルを参考にしているのだと勝手に思っている。
先日ホテル旅館の取材に来て頂いた方からおもしろい話を聞いた。それは、アマンリゾーツのルーツは京都にある老舗旅館だというのだ。彼らは旅館のホスピタリティーをリサーチし現在のアマンの基礎にしていると言う。それならアマンのルーツは旅館にあるといって良い。
そんなアマンが2008年に京都で日本初のホテルを作るそうだ。これは正に里帰り?
そう考えると私たち旅館はもっと自信を持って我が道を進んでも良いと思う。旅館は正に日本の文化。旅館の経営者自体がその事に自信を持てなくなっている事は少し寂しい気がする。
これから日本に出来るアマンの販売価格は、室料だけで10万円くらいするそうだ。これを高いと見るか適正価格だと見るか?いずれにせよ完成が楽しみだ。