赤穂ブログ
洋食の原点の味
- 2010/10/08(金) 失敗しない?グルメネタ(グルメ編)
私は、小さい頃から洋食のお店が大好きでした。
家庭で出来るメニューもありますが、洋食屋さんで食べるそれはソースの味や揚げ油の風味がちょっと違うので、それが私を洋食好きにさせたのだと思っています。
そして、私の洋食の基本的な味の基準は小さい頃に食べたあるお肉屋さんのフライ物にあると今でも感じています。
大阪の家の近くにあるお肉屋さんの山辰さん。
梅田からほど近い中崎町にある家から二分ほど歩いた所にそのお店があります。
小さい頃、大阪に遊びに行った時には必ずこのお店のトンカツやビフカツを食べていました。
その時にいつも思ったのは、
「なぜ家で食べるトンカツよりここの味はこうも違うのだろう・・・?」
という思いでした。
それからここのお店の味の違いは、揚げ油にある事を知りました。
ラードを使って揚げるとここまで味が変わる事が不思議でした。
食べる事に興味を持った最初の感覚だったように感じています。
それから中学から大学まで大阪で住まいをしている間、この山辰さんのフライ物は私の中ではご馳走の一つでした。
今でも洋食のお店の美味しいお店の基準は、自然とこの味を基準にしている様に感じてしまいます。
今食べても当時と全く変わらない味は、なつかしいし、やっぱり美味しい。
小さい頃に食べた物の記憶は、本当に大事だと今更ながら感じています。