赤穂ブログ
瀬戸内に春告げる魚と言えば、いかなごです。
先日いかなご漁が解禁され、港には透明のいかなごたちが一斉に水揚げされました。
近年は不漁続きで、庶民の味として親しまれてきたいかなごですが、ちょっと高値が続いています。
海の生態系が変化してるのでしょうか、これからも多くの量は期待できないと、仕入れの魚屋さんが言われていました。
それでも、祥吉では今月から定番のいかなごのくぎ煮を調理場で炊き上げています。
大きな鍋で一気に焚き上げると、甘辛い香りがしてきます。
この匂いがすると、
「春が来たなぁ」と感じてしまいます。
祥吉のくぎ煮は生姜風味で、職人のそれらしく優しい味付けが特徴です。
今月の前菜の一品として、登場しています。
まずは春の味を楽しんで下さいね。