赤穂ブログ
今日は、久々に姫路の窯元「景福窯」さんへ伺いました。
新作の作品を何点かと、定番の祥吉使いの器を頂きました。
館内ショップで販売するのですが、この方の作品はいつもの如く繊細で、アートが溢れていて、見ていて飽きません。
この感じが女性に支持される所以でしょうね。
今日も色々作品について、話を頂きました。
その中で、
「自分の作品にも説得力とリアリティが無いとだめやと思ってます」
と言われました。
「説得力とリアリティ・・・」
んー・・・、中々深い。
もの造りをされている人らしくいつもの如く考えさせられる一言です。
旅館の一泊にも、多分説得力とリアリティが必要です。
価格に見合っている商品である事、私達の思いが形に出来ている事、一日の体験がかけがえないものである事等々・・・
そこには、私達の思いとこだわりが詰まっている事が大切ですね。
そして、それがお客様に伝わって、共鳴してもらえる瞬間が滞在中のどこかにある事。
この瞬間をいくつ感じて頂くかで宿の価値が変わって来るように感じています。
今の祥吉にいくつその引き出しがあるか・・・?
中々難しい課題です。
持ち帰った作品の一つが、画像の土鈴。
景福さんの説得力とリアリティを感じる事の出来る一つだと思います。
手にとってその感じを確かめてみるのも楽しいですよ。
お気に召しましたら自分のお土産にどうぞ。