赤穂ブログ
春 旬の魚「いかなご」
- 2006/03/19(日) 失敗しない?グルメネタ(手土産編)
三寒四温の気候が続くこの時期。季節はゆっくりですが変わりつつあります。
季節が変わっていくのは海の中も同じ。冬の味覚の定番である「牡蠣」もそろそろ終わりの時期を迎えます。
牡蠣に変わっておいしくなる魚は芳醇な瀬戸内では、豊富に揃っております。
桜鯛(サクラダイ)、白魚(しらうお)、春告魚(メバル)等々・・・
その中でも家庭の味としても定番なのがいかなごです。明石から赤穂にかけての瀬戸内一帯では、このいかなごを山椒やしょうがを入れて甘辛く炊く「いかなごの釘煮」をこの時期にはよく作ります。家毎で炊き方や味付けが違っていて、こだわりがそれぞれにあります。炊き上がりの硬さや、甘さ、山椒やしょうがの加減などが微妙に違います。
祥吉でもこの時期、前八寸の食材としていかなごの釘煮をお出ししております。
また館内のショップでは、今年捕れたいかなごを使った釘煮を販売しております。瀬戸内の春の訪れを感じていただけると思います。是非お買い求め下さい。